ヘアカラーの種類は？白髪染めや外国人カラー、炭酸シャンプーもご紹介

美容室ではヘアカラーのメニューが複数ありますが、それぞれの違いはご存じでしょうか。理想のヘアカラーを実現するためにも、どのような種類があるのか知っておくとよいでしょう。ここではヘアカラーについて、技術別特徴について解説します。どのヘアカラーを試すか考えている方は、ぜひ押さえておきましょう。

ヘアカラーの種類と特徴

ヘアカラーの薬剤には主に、5つの種類があります。薬剤の種類によって特徴や仕上がりが変わるため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

ヘアカラー（永久染毛剤）

一般的に多く使われているのが、ヘアカラーと呼ばれる永久染毛剤です。髪を染める際はふたつの薬剤を混ぜて使用し、化学反応を起こすことで髪に色を入れていきます。

アルカリ性なためアルカリカラーとも呼ばれます。髪の内部であるコルテックスまで色が入り、長持ちする特徴があるのです。体質によってはアレルギー反応が起こることもあるため、使用前にパッチテストが必要です。

ヘアマニキュア（半永久染毛料）

ヘアマニキュアは髪の毛の表面に色がつく、ヘアカラーをいいます。内部まで色が入らないため髪も傷みにくいのです。しかし永久染毛剤と比べると、色持ちは長くありません。カラー剤は酸性なため、酸性カラーや酸性染料とも呼ばれます。

もともと明るい髪を染める場合は、彩度が高いカラーも可能です。しかし暗めの髪の場合はトーンアップの効果は、期待できません。これはヘアマニキュアが、髪内部の色素を分解する働きはもたないからです。どうしてもヘアマニキュアで明るくしたいときは、一度ブリーチをして髪を明るくしておく必要があります。

カラートリートメント（徐染性染毛料）

トリートメントに髪を染める染料が、含まれたものです。ヘアマニキュアと同じく、髪の表面に色がつく仕組みです。

トリートメントとして何日か使い続けることで、髪が少しずつ染まっていきます。髪の内部には色が付かないため、永久染毛剤と比べると色持ちは短いのです。しかし髪をコーティングすることで、ツヤと潤いが生まれます。

ブリーチ（脱色剤）

髪の内部にあるコルテックスの、メラニン色素を分解して脱色するものです。色を抜くためのものなので、これ自体に髪を染める働きはありません。ヘアカラーの種類のなかで、最も髪にダメージを与える薬剤ともいわれています。

一時着色料

自宅で簡単に髪が染められるものとして、一時着色料があります。カラースプレー・ヘアカラーチョークなどの種類があり、どれもシャンプーで落とせるのです。一日だけ手軽に髪を染めたいときに、最適なカラー剤といえるでしょう。

髪を傷めない白髪染めは？

外国人風の透明感が出せるヘアカラーは？

透明感のある髪色を希望する場合は、イルミナカラーがおすすめです。イルミナカラーはアッシュ系の色味が出るヘアカラーで、ブルーバイオレットを基調とした全7色があります。

全体的に黄みの色が少なく青みの色が中心なため、透明感ある仕上がりが特徴です。また髪のダメージを和らげたり、ツヤを出したりする効果もあります。

ヘアカラー後の炭酸シャンプーはメリットが多い？

髪をできるだけ傷めずにヘアカラーをしたいときは、炭酸シャンプーがおすすめです。ヘアカラー後に炭酸シャンプーをするメリットについて、見ていきましょう。

薬剤のにおいを消臭する

炭酸には消臭効果もあるため、ヘアカラー特有のにおいを落とせます。昔よりは薬剤が改良されてにおいも控えめになっています。しかしヘアカラーの性質上、すべてのにおいはなくせません。においが気になってヘアカラーに抵抗がある方は、炭酸シャンプーも合わせて選ぶとよいでしょう。

まとめ