抜け毛が多くなる理由とは？薄毛悩みに効く3つの対策ポイント

シャンプーの後に髪をドライヤーで乾かしていると、パラパラと髪の毛が抜け落ちてしまうかもしれません。徐々に薄毛になっていく不安に、悩んでいる方もいるでしょう。

20代でも抜け毛が増えて分け目が薄くなってしまうと、髪全体のボリュームがなくなってしまいます。それではいったいなぜボリュームがなくなるまで抜け毛が多くなり、薄毛になってしまうのでしょうか。

そこで今回の記事では薄毛の原因について詳しく解説し、抜け毛対策を合わせてご紹介します。

薄毛はヘアサイクルの乱れから起きる

ある日突然抜け毛が目立ちはじめるものの、どういった流れによって薄毛へと進行していくのでしょうか。ここでは髪が生まれて抜けるまでの、ヘアサイクルについて詳しくご説明します。

ヘアサイクルは3つの期間に分けられる

新しい髪が生えて定着し、抜け落ちるまで3つの過程にわけられます。髪が生まれて育つ期間を「成長期」とし、この期間は髪が抜けることはありません。

そして徐々に成長期が衰えはじめる「退行期」を経過します。ヘアサイクルの最終段階の「休止期」で、成長しなくなった髪の毛が抜け落ちていくのです。

薄毛になってしまう原因はヘアサイクルの乱れ

ヘアサイクルが正常に働くことで、髪のボリュームがキープされます。しかし何らかの原因によってヘアサイクルが乱れてしまうことで、本来生えてくる髪の毛が生えなくなるのです。

さらに髪の成長が鈍くなるため、細くてハリのない髪が生えることでより薄毛感になってしまいます。

抜け毛が進行する5つの原因

抜け毛を引き起こす原因はいくつかあります。ここでは抜け毛を進行させる原因も、５つご紹介していきましょう。

そうなってしまうと本来生えてくるはずの髪がうまく育たず、さらに抜け毛が増えてしまうのです。

頭皮へのダメージで抜け毛

夏の紫外線を浴びてしまった頭皮は、顔や腕の皮膚と同じように日焼けをするほどのダメージを受けています。さらに白髪染めやカラーで刺激を受けていることで、正常な働きをすることが難しくなってしまうのです。

頭皮から分泌される皮脂バランスが乱れると、ブラッシングの度に髪のキューティクルを傷つけてしまいます。切れ毛や抜け毛になってしまうでしょう。そのため頭皮の環境が整わなければ、健康な髪は生えずに抜け毛が増えていくだけなのです。

睡眠不足による成長ホルモンの乱れ

十分な睡眠をとらなければ、髪が育ちにくいために薄毛になってしまいます。なぜなら寝ている時に分泌される成長ホルモンによって、髪は育まれているからです。

睡眠不足や不規則な生活を繰り返してしまうと、成長ホルモンの分泌が乱れてしまいます。そうなってしまうと髪は抜けても生えることが減ってしまうので、薄毛へと加速してしまうのです。

血行不良による髪の栄養不足

人間の体は、必要な栄養を血流にのせて運んでいます。しかし血行不良になってしまうと栄養を届けられなくなるため、髪に必要な栄養がいきわたりません。

そのため頭皮は硬くなってしまい、髪を育てることが難しくなってしまうのです。

抜け毛対策に効く3つのポイント

普段からでも抜け毛を防ぐためにできることがあります。ここでは抜け毛対策のポイントを、3つご紹介していきましょう。

普段のヘアケアを見なおすことで、抜け毛や薄毛の悩みから解放されるでしょう。今までのシャンプーを頭皮に優しいアイテムにする、定期的に美容室でトリートメントをしてもらいメンテナンスもするなどです。抜け毛を放置せずに、ヘアケアをすることが大切といえます。

また根元からしていたブラッシングを、毛先から優しくほぐしていくなども大切です。何気ない動作を意識することでも髪を守れます。髪が健康になること、守ることで薄毛悩みの解決へと進んでいけるのです。

頭皮マッサージで血流アップ

美容室のヘッドスパや自宅でできる頭皮マッサージをして、血流をアップさせると良いでしょう。血行不良で硬くなった頭皮環境が、マッサージをすることでやわらかくなり、血流が良くなるからです。

そうすることで髪に必要な栄養がいきわたり、健康な髪が育てます。また頭皮マッサージはリラックス効果があり、ストレス緩和につながります。抜け毛の原因になるストレス対策にも、ピッタリな対策といえるでしょう。

まとめ