髪質は自宅で改善できる？自宅でできる方法について解説します

髪にボリュームが足りない、うねりがある、はねてしまう、などの髪質のお悩みはありませんか。髪質は遺伝によるものがほとんどで、根本的に直すことは残念ながら難しいのが現実です。しかし、ご自宅でできる方法で髪質を改善する方法は、長期的に行う必要はありますが全くないわけではありません。この記事では自宅でできる髪質改善の方法について紹介します。

正しい方法でシャンプーをする

シャンプーで既に生えている髪の質を改善できるわけではありませんが、健康でクセのない髪を新たに育むためには頭皮を清潔に保つことが不可欠です。頭皮に汚れや余計な皮脂がたまると毛穴がつまってしまい、毛穴に歪みが生じてしまって髪がうねるクセがついて生えてしまうことがあります。

ただし、シャンプーも正しい方法で行わないとかえって髪を痛め、髪質が悪化してしまう事になるので気を付けましょう。正しいシャンプーの方法は以下のようになります。

シャンプーをしっかりと泡立てる

シャンプーはしっかりと泡立てる事により、髪への負担を減らせます。シャンプーをつけたらしっかりと泡立て、指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。シャンプーの時にしっかりと頭皮をマッサージする事により、頭皮の血行不良による髪の生えぐせを防止する効果が期待できます。

ちなみに、髪を濡らしたり、すすいだりするお湯の温度は38度くらいが適温です。お湯を熱くしすぎると頭皮や髪から必要な皮脂まで落としてしまうため、髪がパサつかないようにするにはぬるめの温度で洗うようにしてください。

しっかりとすすぐ

シャンプーが終わったら、すすぎ残しのないようにしっかりとすすぎましょう。余計なシャンプー剤が残っていると毛穴が詰まったり、頭皮の炎症の原因になったりする可能性があります。

リンスやトリートメントは毛先につける

シャンプーの後にリンスやトリートメント、もしくはコンディショナーを使う場合は髪の毛先につけるようにします。髪の根本にリンスやトリートメントなどをつけると髪がぺたんとボリュームダウンしてしまう原因となります。

髪はドライヤーでしっかりと乾かす

リンスやトリートメントなどが洗い流せたら、タオルで髪の水気を優しく押さえるようにして拭き取り、できるだけ早くドライヤーで乾かします。ドライヤーの熱で髪が痛むことを恐れ、自然乾燥させる方もいるようです。しかし、自然乾燥は髪を濡れたままの最も傷みやすい状態で長時間放置することになり、髪のパサつきや指通りの悪さの原因となるのでやめましょう。

ドライヤーの正しい当て方

栄養バランスに気をつける

「髪を生やすためには昆布やワカメを食べる」などと昔から言われていますが、健康な髪を維持するためには海藻類だけでなく、栄養のバランスの取れた食事が大切です。健康でツヤのある髪を育むのに必要と言われている栄養素には以下のようなものがあります。

たんぱく質

髪を構成する成分はケラチンというたんぱく質です。ケラチンを作るアミノ酸は体内で生成できないので、食事から摂取する必要があります。髪に良いたんぱく質を摂取するのにおすすめの食品は肉、魚、卵や大豆などです。

ビタミン

健康な髪を維持するにはビタミン、特にビタミンB群とビタミンC、ビタミンEが必要です。

ビタミンB群は抗酸化作用があり、頭皮を健康に保つ効果があります。ビタミンCは頭皮が紫外線から受けるダメージ対策に役立つでしょう。ビタミンEは抗酸化作用のほか、血流をよくして頭皮に必要な栄養分を送る効果があります。

ビタミンB群は豚肉や魚、バナナなどから摂取できます。ビタミンCは緑黄色野菜やフルーツ、ビタミンEはナッツ類から摂取可能です。

ミネラル

鉄や亜鉛などのミネラルは髪の成長を促進する効果があります。鉄は海藻類やレバー、亜鉛は肉類やアーモンドなどから摂取できます。

まとめ