カットの再現性とは？その条件とヘアサロンのカットを再現するポイントも解説

ヘアサロンで髪をカットする場合、カットの再現性は非常に重要です。サロンではおしゃれに決まっていても、自分でスタイリングをする際に再現できなければヘアスタイルを存分に楽しめないでしょう。自宅でもヘアサロンに行ったその日のヘアスタイルを再現できる状態が、カットの再現性が高いと表現されます。

この記事ではカットの再現性と何か、再現性の高いカットの条件、ヘアサロンのカットを再現するためのポイントについて解説します。

再現性の高いカットの条件

再現性の高いカットの条件には、以下のようなものがあります。

髪が伸びてもキマる

個人差はありますが、髪は1ヶ月で約1cm伸びます。ヘアサロンに行ってしばらくは素敵に見えても、1ヶ月ほど経って髪が伸びたらだらしなく見えてしまうようなヘアスタイルは再現性が高い、とは言えないでしょう。

ヘアサロンのカットを再現するためのポイントとは

どんなにヘアサロンで技術を駆使して再現性の高いカットにしても、ご自宅である程度のポイントを押さえないとヘアスタイルを再現できません。

ヘアサロンのカットを再現するためのポイントには、以下のようなものがあります。

髪の乾かし方

髪の根本が乾いたら今度はドライヤーを根元から毛先に向かって当て、髪の毛の流れを揃えます。この時、耳方前の髪は頭の丸さに沿うように手ぐしを通しましょう。耳周辺の後毛は顔に沿うように整えます。耳より後ろの髪は毛先を顔の前に出すように、ドライヤーは襟足から前に向かって風を当てます。

パーマをかけたスタイルは髪を完全に乾かさないうちに髪が少し湿ったくらいの状態のうちに指でねじったり、スタイリング材料をつけてから指でねじったり、ねじって止めたりしてカールやウェーブを出します。

ワックスの付け方

スタイリングは仕上げにつけるワックスの付け方で仕上がりに差が出ます。ワックスの付け方でまず気をつけなければならないのはワックスの付け過ぎです。ワックスを付け過ぎてしまうと髪の毛が重くなってしまい、ボリュームが無くなったり動きがつかなくなったりしてしまうのです。

ワックスを手に取りすぎないよう、まずは10円玉サイズを手に取り、足りない場合は少しずつ足すようにすると良いでしょう。手に取ったワックスは手のひら全体に伸ばし、ムラにならないように付けます。

ショートヘアは毛先から揉み込むように付け、束感を出すときは毛先をねじってつけていきます。

ボブは根元からワックスを付けないよう、毛先中心にワックスを付けてボリュームを抑えましょう。このとき、髪の内部から外側に向かって手ぐしでとかすように付けるとふわっと仕上がります。

ロングヘアーは毛先から髪の長さの半分くらいまでに向かって、髪を揉みこむようにして柔らかめのワックスを付けます。

ワックスでボリュームをアップさせたいときは、ワックスを付けた手で根本を握り込むようにして根本を立ち上げます。逆にボリュームを抑える場合はワックスが根本に付かないように気を付け、ワックスを付けた手で毛先を引っ張るようにしましょう。

前髪には髪全体にワックスを付けたあと、手にほんの少しついたワックスをつけるだけで十分です。前髪用に新たにワックスを手に取って付けると付け過ぎになってしまうので気を付けましょう。

ワックスはふんわりとしたヘアスタイルにしたいときは軽めを、ウェットに仕上げたいならジェルワックスなど、使い分けましょう。

まとめ